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サボテン、管理場所ごとの水やり方法について

サボテンは簡単に育てられるので、世間では初心者向きといわれます。

 

「水やりは少なくてよい」

「肥料が要らない」

「場所を取らない」

 

確かに簡単そうに思えますよね。

でも、実際のところ、枯らしてしまったという話も耳にします。

 

 

ではなぜ、サボテンは枯れてしまうのでしょうか?

 

サボテンが枯れてしまう原因

サボテンが枯れてしまう原因として大きく2つ。

水やりを怠りすぎて起こる水不足による水枯れ。

サボテンの内部から水分がなくなってカラカラになった状態ということです。

 

サボテンは「水やりをやらなくてもよい」という都市伝説のようなことが

世間では今なお語り継がれています。

 

サボテンも植物である以上、水がなければさすがに枯れてしまいますよね。

 

もう一つが水のあげすぎによる根腐れ。

正確には土の中の水が多すぎることで、成長に酸素を必要とする根が酸欠を起こし、

壊死してしまうことが原因と言われています。

 

自然界のサボテンはどんな場所に生えているの?

みなさんはサボテンがどのような場所に生えているかご存知でしょうか。

「砂漠に生えているのでしょ」と言われそうですが、正確には中南米を中心とした乾燥地帯に生育している場合が多いです。

アフリカの砂砂漠というよりアメリカの西部劇を想像していただく方が近いかもしれません。

 

種類によっては森林地帯の樹木や岩場、湿潤な温帯や冷帯に育つものもあります。

そのため、低温に弱いものや乾燥に弱いサボテンも存在するので、種類ごとに環境を整えてあげるべきでしょう。

 

では、乾燥に強いといわれるサボテン、どうやって水の少ない場所でも生きていけるのでしょうか?

 

「サボテンが水が要らない」は大間違い

昔からまことしやかにささやかれている「サボテンは水が要らない」は大間違いです。

サボテンもしっかりと生きている植物なので、他の植物同様水は必要です。

 

正確には「少ない水でも生きていくことができる機能を持っている植物」だということです。

サボテンは少ない水を効率よく吸収し、体外から蒸発してしまうのを防ぐ仕組みを身に着けています。

 

簡単に説明すると、水分が蒸発しやすい日中は気孔(人間でいう毛穴)を閉じることで、水分の蒸発を防いでいます。

逆に夜間は気孔を開き、乾燥地帯特有の寒暖差で発生する「夜露」を全身で吸収しているのです。

また、乾燥地帯とはいえ多少の雨は降りますので、わずかな恵みの雨をしっかりと根から吸収しているのです。

というわけで、サボテンは水が少なくても耐えられる機能を持った植物だということがお分かりいただけたでしょうか。

 

では、どのような方法がサボテンに適した水やりになるのでしょうか?

 

サボテンの水やり方法

 

水やり方法の前に、育てる場所をご確認ください。

「サボテンは日光を好むので、室内でも屋外でも日当たりの良く雨が当たらない場所」

となります。

どちらも日当たりのよい場所が前提となりますが、室内と屋外で少しだけ管理が変わります。

 

室内で日当たりの良い窓辺で管理する場合(室温10~30℃)

■春~秋

春と秋はサボテンの成長期と言われていますので、土が乾いたらたっぷりの水をあげましょう。

たっぷりの定義ですが、鉢底から水がサラサラ流れ出るくらいたっぷり与えてください。

また、水受けには流れ出た水は貯めないようにしてください。

目安は1週間~10日に1回程度となりますが、用土の乾燥次第にはなります。

 

■夏

真夏は、サボテンの成長が停滞する、休眠期と言われています。

もちろん、環境によって違いはありますが、全般的に乾燥気味に育てることをお勧めします。

屋外に比べ、空調などで気温変化が少ない屋内は、気持ち水やり頻度は高くてもよいでしょう。

春や秋は乾いたらすぐに水を与えるのに対し、真夏は土の表面が乾いてから1~2日程度空けて、土をしっかり乾燥状態にさせます。

ただし、日中に水やりをすると与えた水が温度上昇を起こし、サボテンが蒸れて枯れてしまうことがあります。

暑さがやわらぐ朝早くか夕方にかけえ水やりを行ってください。

 

■冬

気温が10℃程度になると、サボテンも成長が鈍化していきます。

諸説ありますが、5℃を切るとサボテンは屋外では育成しないほうがよいとされています。

(マイナス5℃まで大丈夫な種類もあるようですが)

気温が低い場所で管理している場合、この期間はほとんど水を必要としません。

特に12月末~2月は多くても月1回程度。

もし冬に水をあげる場合は、天気の良い、気温が上がり始める午前中を選ぶようにしましょう。

与える際はたっぷりと与えてください。

室温が冬でも常に高い(おおむね15℃以上)の場合は、土の乾燥を確認した上で2~3日後、またはその1週間後でも構いません。

たっぷり水を与えるのが良いでしょう。

 

2.日当たりの良い軒下などがある屋外(5~35℃)

■春と秋

サボテンの成長期に当たる春と秋は土の表面が乾いたらすぐにたっぷり水を与えましょう。

乾燥具合にもよりますが、月2~3回は最低でも必要になると思います。

この期間は窓辺とほとんど変わらない管理となります。ただし、雨にだけは当てないようにしてください。

不用意に雨が当たってしまうと土中が水分過多になり、根が腐ってしまう恐れもあります。

必ず、雨のかからない場所で管理することが大切です。

 

■夏

真夏はサボテンの休眠期と言われています。特に屋外育成のものは真夏の水やりには注意が必要です。

土の乾燥を確認してから3日程度様子を見たうえで、水やりを行うようにしましょう。

真夏は水をあげたタイミング次第では、蒸れによる腐敗(水分が蒸発し、煮えてしまう状態)を起こしてしまうことがあります。

日中の気温が高い時間は避け、朝の早い涼しい時間帯か、夕方日が落ちる頃に行うようにしてください。

夏は水切れも怖いですが、サボテンのカラダには水を蓄えておくことができますので、

水をあげるか悩んだら、もう1日あとに与えても十分間に合います。

 

■冬

気温が比較的暖かい温暖な地域を除いて、冬は室内管理をお勧めします。

最低気温が10℃を切る辺りが室内へ取り込む目安です。

必ずしも暖かいお部屋でなくても大丈夫ですが、0度以下になると水分が凍って根を壊死させてしまう恐れがありますので、

最低気温が3~5℃程度で収まる場所で管理してください。

冬はよほど日当たりの良い、密閉された場所でなければひどく気温が上がることはありませんので、

あまり暖かくならない場所であれば、ほとんど水分は上げなくて大丈夫です。(12月末~2月いっぱい)

種類にもよりますが、サボテンが花を咲かせる条件には、

・冬の寒さに当てる

・冬の間は水をしっかり切ること

と言われています。

サボテンのカラダがしぼんでしまうくらいになっても、冬に枯れてしまうことは滅多にありませんので安心してくださいね。

 

水やりのまとめ

以上のように、サボテンの水やりの基本は、

「土を乾燥させて、根もしっかり乾燥してから水を与えること」

根がカラカラになった状態で初めて、サボテンは水を吸い上げようとします。

このタイミングさえ間違えなければ、ほとんど枯らしてしまうことはありません。

なにより大切なのは、毎日の観察、チェックをしてあげることではないでしょうか。

「水をあげるか迷ったら、翌日以降に先延ばし」

を当店では推奨していきたいと思っています。

なにか疑問点等ありましたら、当店へお越しくださいませ。

ご相談にも対応させていただきます。

 

 

 

 

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