コーヒーが好きな方はもちろん、コーヒーを飲まない方にも大人気のコーヒーノキ。

結構、私も、葉のデコボコ感が好きだったりします。

ご自身で楽しむのはもちろん、贈り物としても人気が高いコーヒーノキ。

今回はどのような点が贈り物としてコーヒーノキが喜ばれるのか、について記事を書いていこうと思います。

コーヒノキってどんな植物？

エチオピア原産のコーヒーノキで、とにかく光沢のある濃緑の葉が魅力です。

発芽から3〜5年程度でジャスミンに似た香りのする白い花を咲かせますので、その後、あのコーヒー豆の元となる、コーヒーチェリーと呼ばれる赤色の果実を付けます。条件こそあるのの、寒暖のあるこの日本でも収穫した実から種子を取り出して焙煎し、コーヒーとして飲用することも可能です。

科・属名

アカネ科コーヒーノキ属

学名

Coffea arabica

贈り物として喜ばれる理由

当店でもいろいろな植物を販売しておりますが、ギフト（贈り物）として特に人気が高いのが、このコーヒーノキです。

極端な寒ささえ注意すれば、とても育てやすい点も人気の秘密ですが、もうひとつ大きな理由があるようです。

「緑色は自然の癒しパワーの色」

と言われています。

特に深い緑の葉色には、心をリラックスさせる効果があるといわれています。

山登りが好きな方はよくご存じなのかなと思いますが、5月頃の新緑はとても力に満ち溢れていて、元気を与えてくれる（パワーを与えてくれる）効果をもたらすようです。これは、ライトなグリーン（新緑）がもつチカラとされ、まさに癒しのパワーといえます。

ライトグリーンを代表する観葉植物といえはパキラが有名ですが、当店に限って言えば、圧倒的に若いお客様に好まれております。

理由の多くは、活き活きとしたパキラを眺めていると、満ち溢れる生命力を分けてもらっているような気がして、元気になれるといいます。

それに対し、今回ご紹介するコーヒーの木は４０～６０代のオトナ世代（特に男性が多い？）の方が選ぶことが多いです。理由としてよく聞かれるのが、深緑も見ていると心がとてもリラックスできるそうです。

確かに私も４０代ですが、明るい色の植物よりも濃いグリーンの植物に惹かれきているような気がします。コーヒノキのような深いグリーンは心を落ち着かせてくれるような気がして、見ていて飽きることがないように感じます。

やはり、濃いグリーンには心を落ち着かせてくれる効果があるのだと思います。その効果を多くのお客さまは感じとっているのでしょうか。

とにかくコーヒーノキは４０代以降の方に人気がありますので、贈りたい方の年齢がマッチするようならコーヒノキを第一候補に選ばれることをお勧めしたいです。

贈られた方もとても喜ばれると思いますよ！

育て方のポイント

レースカーテン越しの光が当たるような明るく暖かい場所で育てます。水やりは、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりとあたえます。その際、受け皿に残った水は根腐れ防止の為、必ず捨てるようにします。

肥料は、観葉植物用の固形肥料を規定量施します。葉色が悪い場合などは、活力剤や液体肥料も併用すると効果的です。

赤道近くのコロンビア産まれの植物なので、やはり寒いのはちょっと苦手です。冬の間はできるだけ暖かい屋内で育てることをお勧めします。逆に暑い分にはいくらでも耐えられますので、温度管理だけは念入りに調整いただくことをお勧めいたします。

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