「花のような多肉質の草姿が可愛い！」

ことから近年、人気のムシトリスミレ。

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一昔前は山野草のいちカテゴリーというイメージがあったため、一部の方だけが楽しむ植物だったようです。

特にエセリアナ（エセリアーナ）は、多肉質な葉が幾重にも折り重なりバラのように見えることからとても人気があります。

春先にはその名の通りスミレのようなピンク～薄紫の花を咲かせ、愛好家たちを楽しませてくれます。

花の期間は2週間から長いと1か月近く楽しめることも！？

そんなかわいいエセリアナはメキシコ原産の列記とした食虫植物で、

葉の表面に粘液を出し、小さな虫を捕まえ溶かして養分を吸収します。

といっても他のムシトリスミレに比べると、

捕虫はあまり上手ではないのか、それほど多くの虫は捕まえられないようです。

【科・属名】
タヌキモ科ムシトリスミレ属

【学名】
Pinguicula esseriana

【別名】
ヒメアシナガムシトリスミレ

育て方のポイント

葉焼けなどのダメージを嫌うことから直射日光を避け、

レースカーテン越しの光が当たるような明るい窓辺で育てます。

熱帯高山性のピンギキュラなので、暖地性のプリムリフローラなどに比べ、寒さは少し苦手です。

最低温度５℃以上を目安に風通しの良い場所で管理します。

乾燥は嫌いますが冠水時、葉の付け根に水がたまると腐りやすい為、腰水栽培がおすすめです。（水苔植えの場合を除く）

特別に肥料を与える必要はありませんが、月に1回程度、液肥を少量混ぜ込んだ水を与えてあげると調子が良いようです。