メダカと浮き草の関係について

夏といえば金魚！だったのは９０年代まで。

２０００年以降、金魚に取って代わったのは道の駅でお馴染みのメダカでしょう。

飼育が容易なだけでなく、とても多くのバリエーションをもつ体色がその人気の秘密でしょう。

この四半世紀を代表する観賞魚は間違いなくメダカといえます。

その人気のメダカとあわせるかのように需要が伸びているのが水草です。

一時のレイアウトブーム自体には見向きもされなかった、いわゆるキンギョモ系の水草（マツモ・アナカリス）と

今回ご紹介する浮き草がこのところ拡大傾向にあります。

特に夏場は高水温に弱い有茎草よりも、浮き草の人気が顕著に見られます。

当店でも人気の浮草３種類をセットにして販売しておりますが、なかなかの人気です。

その３種類をご紹介してみたいと思います。

浮き草３種セット サルビニアククラータ ドワーフフロッグピット オオサンショウモ

人気の浮草３種類

１．浮草　ドワーフフロッグピット（ビット）

水槽に入れるならやっぱりかわいい浮草がいいですよね。

でも大きくなりすぎたらメダカが見えないってこともあります。

そこでおお勧めしたいのが、こちらの浮草。

水槽なら１cm程度までしかならないですし、屋外の高光量でも元気に育つ

ドワーフフロッグピット。

まんまるの姿とカエルのような模様がとてもかわいい浮き草です。

高温にも、比較的低温にも耐えることのできる万能な浮き草で、透明～白い根を長く伸ばします。

やや柔らかい根をしているので、メダカが卵を産み付けるにはやや不向きですが、

その反面、日陰を作ってあげたり、グラスで楽しむにはもってこいの浮き草です！

２．サルビニア　ククラータ

近年、人気急上昇中の浮草がこのサルビニア　ククラータです。

状態が良いと巻き込むように葉が立ち上がるので、その姿がかわいらしく人気があります。

見方によっては、葉が立体的なハート形をしており、その人気がうかがえます。

葉の表面には水をはじく繊毛が映えており、大雨が降っても沈んてしまうようなことはありません。

インド、西オーストラリア、東南アジアなどに分布しています。

こちらの浮草も水槽でも屋外でも楽しめます。

あまり強い光を当ててしまうと、少し日焼けしてしまうので、半日陰か少し遮光（５０％くらい）の環境をお勧めしております。

浮草　サルビニア　ククラータ

３．オオサンショウモ

オオサンショウモは繁殖力旺盛な浮草で明るいライトの下では水槽でもよく増える浮き草です。

環境により草姿が異なりますが、本品は半日程度日光の当たる屋外ハウスで育てているので、特徴的なモリモリ感が少し優しい感じになっております。

とにかく丈夫な水草なので、高温になる真夏のスイレン鉢に日陰を作ってあげるのであれば、もっとも重宝するのがオオサンショウモです。

サルビニアククラータと同じく葉の表面に水を弾く性質を持つ繊毛が生えており、絶対に沈まない浮き草のひとつです。

まとめ

たくさん種類のある浮き草でも、飾ってかわいい、メダカの生息環境の維持にも適した浮き草はいかがでしたでしょうか。

何もないスイレン鉢や金魚鉢でも楽しめるメダカですが、浮き草が浮いているだけでも絵になります。

メダカのためにも、かわいい水槽にするためにもぜひ夏場は浮き草を入れてあげてくださいね！

わからないことなどございましたら、当店スタッフまでお声かけください。

浮き草のことならなんでもお任せください！