バナナの栽培にチャレンジ！

バナナは南国の食べ物ってイメージがありますよね。

基本的には暖かいところでないと育たない植物のように思われていますが、

意外と寒さにも耐えるバナナがあるんです！

三尺バナナ  Musa acuminata ‘Dwarf Cavendish’

三尺バナナ（サンジャクバナナ）は矮性タイプのバナナで、葉数が３５枚程度（樹高１〜２ｍ程度）で結実します。

あまり大きくならないので、鉢植えでも栽培ＯＫです。

バナナは寒さが苦手なイメージがありますが、５℃以上あれば越冬できます。

その為、冬は暖かいリビングなどで観葉植物として楽しめば、冬越しもさほど難しくありません。

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育て方のポイント

高温多湿な環境を好みますので、屋内外ともに乾燥にはご注意ください。

日当たりの良い窓辺などで管理し、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。

また生長期に肥料をしっかり与えることで立派な株に仕立てることができます。

冬の寒さが厳しい地域は屋内の窓辺やサンルームなどで５℃以上をキープしてください。

できれば、暖かいお部屋の方が成長が早く、実をつけやすくなります。

６号ポットに植えられていますが、根の張りが良い方が実をつけやすいので、

早めに一回りも二回りも大きいポットに移し替えてあげるとよいでしょう。

どのくらいで実がなるの？

環境や個体差などがありますが、葉が３５～４０枚ほどにまで展開すると結実します。

早ければ、２～３年程度で実がなりますので、じっくり育て甲斐のある植物といえますね。

実がなったら・・・

実がなりだしてから、収穫までは２～３か月程度成長させる必要があります。

なかなか収穫まで時間がかかりますが、その味は・・・

「たいへん美味♪」なので、チャレンジする価値は十分あります。

インテリアとして楽しむ

バナナの木は実の収穫だけでなく、その鑑賞目的にも適した植物といえます。

良く光を浴びたバナナの木はその深いグリーンの葉に心を奪われるくらい、艶やかな葉をしています。

葉脈もはっきりと浮き出ており、よく見ると葉の１枚１枚が個性的な顔をしています。

生長点から伸びるライトグリーンの新緑もまた、清々しい印象をもって生まれてきます。

とても生命力を感じさせる植物なので、お部屋に飾るだけでも

植物からエネルギーを分け与えてもらえるような気さえしてきますね。

インテリアとしても重宝するバナナの木、

ぜひ収穫にもチャレンジしてみてくださいね！